「異ノ邦ノ人へ」を映像作品にします!

「異ノ邦ノ人へ」を映像作品にします!

2020-08-25
INFOMATION

コロナ禍で生の観劇体験をお届けしにくい中、映像という形でも皆様に作品をお届けしたい…ということで、一つの企画をスタートさせました。2019年9月に上演した「異ノ邦ノ人へ」の映像化です。今回の企画にあたっては、「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」及び「“#SaveArts”プロジェクト」からの助成を利用させていただいています。ご支援いただきました皆様には、改めて感謝申し上げます。

この作品は、アルベール・カミュの「異邦人」を題材にしたオリジナル作品です。私たちの恩師・つかこうへい先生も大きく影響を受けたようで、名作「熱海殺人事件」(11月に上演予定)の中にも、「異邦人」をモチーフにしたセリフはいくつも出てきます。その小説を、渡辺の世界観で新たな作品に仕立て上げました。

今後、演劇と映像は切っても切り離せないものになっていくように思います。映像を通じて演劇を体感してもらうにはどうすれば良いか…。その一つのトライアルを、この作品を通じて行ってみようと思います。

つい先日、1回目の稽古を行いました。皆様の前にお届けするまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、時々このサイトやSNSで状況を発信していこうと思います。

どうぞ楽しみにお待ちください!


2019年9月公演より

作・演出

渡辺和徳

CAST

高野愛・相良長仁・小川智之・高松優・農坂夢香・遠山結子

STORY

ある浜辺で、一件の殺人事件が起こった。
殺されたのは、外国人の男。撃ち込まれた銃弾は——5発。犯人は悔恨の情も見せず、男を殺した理由について、ただこう語った。

「太陽が眩しかったから」

陪審員は、ためらうことなく死刑を宣告した。

処刑を間近に控えた夜、牢を訪れた神父は犯人に懺悔を勧める。最期の時に、寄り添おうとする神父をあざ笑いながら、犯人は自らの人生を語り始める。

“彼”はなぜ男を殺したのか。
なぜ“彼”は死刑にならねばならなかったのか。

全ての救いを拒絶して、犯人は処刑台へと向かっていく…。